続・アングラ万歳!
最近は、涼しいを通り越して少し寒くなってしまったので少々辛い。
暑かった時期からすぐに冬に移行し過ぎだと思う。もう少し暖かくてもいいのに。
今回も音楽の話題。前から欲しかったのをやっと手に入れたのが今回のCD。
Island / Pyrrho
(輸入盤:Z records カタログNo:4031917002050?)
※カタログNoに?を付けた理由は後述。
知る人ぞ知るスイスの技巧派プログレバンド「アイランド」の、デモ音源。
このバンドは1970年初期から活動しており、75年に制作した組曲と
それを76年にライヴで演奏した際の音源との2枚組になっている。
77年に唯一作『ピクチャーズ』を発表する前の時期なので、これは貴重だ。
ただ、このアルバムは正式に出したものなのか疑問符が付くCDだ。
元々「Amazon.co」にてmp3音源でオンライン販売されているのがあり、
それをCDにしただけのモノっぽいからだ。販売元の「Z records」も
このアルバムしか出しておらず、CDのカタログNoもバーコードときた。
(?を付けたのはこの理由である。正直、ブートっぽい /汗)
ジャケットはH.R.ギーガーの絵だが、ロゴや印刷が微妙に安っぽい。
もしかしたら、バンド公認で細々と作っているCDなのかもしれないが。
肝心の内容は、40分近くぶっ通しの組曲『ピュロン』の一曲のみである。
後の名作『ピクチャーズ』同様、少しダークなシンフォ風味のプログレ。
チェンバー・ロックというジャンルがあるが、あれに通じる内省さがある。
何かこう…グルグル感というか、もやもやした感覚を覚える音楽だ。
哲学者の名前をタイトルにする辺り、バンドの人達はインテリ系か?
小難しい音楽ではあるが、聴く分にはすんなり入れるから不思議だ。
KCの『アイランズ』の様な”暗さ”が好きなら気に入るのではなかろうか?
(決してあれと同じような事、似た音楽をやっているわけではない)
アルバム発表のかなり前から、既に高い技巧性を持っている点が凄い。
しかも、これをライヴでも見事に再現しているのだから畏れ入る。
(…とはいえ、流石にぶっ通しではない。2回程MCが入っている)
尚、ライヴではサックス奏者も増えており余計に複雑化している(笑)
それにしても、これ程のバンドが何故アルバム一枚で消えたのか?
遅すぎた英国プログレバンド、「イングランド」と同じような印象を受ける。
アルバム発表が70年代後半という所謂”冬の時代”だったせいなのか
はたまた”スイス”というロック音楽ではマイナーな地域のせいだったのか…。
なんにせよ、これ程の才能が一部のプログレマニアにしか知られず、
なかなか評価を得れないというのが残念でしょうがない。なんとかして、
せめてアヴァロン・レーベル辺りで日本盤を出すとか出来ないのだろうか?
(ベル・アンティークでは結局マニアにしか知られないだろうし /苦笑)
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