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2011年11月

2011年11月20日 (日)

小ネタを少々。

日本のTPP交渉参加を批判したパロディ動画があったのでご紹介。

野田総理のTPP交渉参加表明にあの方がお怒りのようです


…10年後、これを冗談と笑っていられる状況が続いてればいいですが。

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2011年11月19日 (土)

『まるで成長していない…』の補足。

昨日書いた記事『まるで成長していない…』 の補足を少ししたい。
「CCCD並の愚行」と言っても、ウチにちゃんとした知識が無いため、
読み返すとどうも怒っているだけで説得力がイマイチだと思った。
ちょうど某所で、比較的判り易くまとめている書き込みを見つけた。
「ゲンコーダ Mark for COPY PROTECT」なる技術のどこが問題か、
イマイチ判らない人は以下のコピペを見て判断すると良いだろう。

-以下、某まとめブログのコメント欄より転載-
※一部改行等を変更しています。

この技術を分かりやすく書けば、今までのCDは

[可聴不可低音域]-[超低音域]-[一般可聴帯域]-[超高音域]-[可聴不可高音域]

…という作りだったのね。(レコードに比べればだいぶ音域削られているけど)
mp3等の圧縮音源は、「一般可聴帯域だけ聞こえれば問題ないだろう」と
いう事で可聴不可の低音域と高音域を削って出力してた。今回の技術は、
最初からこの超低音域と超高音域にノイズを混ぜて、更にその上の
可聴不可の帯域にも別のノイズを混ぜる事(マスキング)により、
「本当はノイズが存在するが人間の耳の特性を利用して一時的に聞こえなくする」
…という技術で、これを圧縮すれば可聴不可の音域のノイズが
削られる事により、今までマスキングされていた超低音域と超高音域の
ノイズが表立って聞こえるようになるという技術。マスキングの技術は、
ノイズキャンセラー付のイヤフォン等にも採用されている。外界の音に対して
可聴不可レベルのノイズを流す事により「外界の音を遮断する」という仕組み。

一見便利な機能に思えるが、耳のいい人間にとってはこのマスキングされた
音域に違和感を感じてしまう。アップサンプリングなどしても関係ないし、
良い性能のスピーカーやプレイヤーを使用すれば余計に目立つかもしれない。
また、実は一般可聴音域すらも、可聴不可音域との相乗効果で音質や
質感が変わると言われている。だから「一般人には聞こえないだろう」という
名目で可聴不可音域を削ったmp3ですら「音質が悪い」という人が多い。

つまり、CDなのに超低音域・超高音域をもマスキングのために劣化させて
しまおうという事は、言い換えればCDなのにmp3と同じく一般可聴音域だけ
問題なく聞ければ満足だろって話。するとあえてCDを買う必要性が更に無くなってしまう。

-以上、転載終わり-

まだ実験段階のようだが、こういう技術がCDに用いられる事に関して
”高音質CD”の開発に関わった技術者達はどう考えているのだろうか?
ビクターの『K2HDコーディング』のように「耳に感じない音域まで再現」と
苦心した技術が、こういったのにとって変わられる心境を聞きたい。

もし、今後の日本のレコード会社が出すCDがこういったものに
変わっていくなら、ウチは今以上に輸入盤を買う事になるだろう。

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2011年11月18日 (金)

まるで成長していない…

音楽をそれなりに好きでCDを買っている人なら、かつての悪名高き
『CCCD』『レーベルゲートCD』『XCP』というCDモドキを記憶している事だろう。
理論的な時点からの音質低下、読み取りエラー多発による機器の故障、
PCに勝手にソフトをインストールする等、ユーザーに不利益ばかり与えたアレだ。
アレとは少々異なるが、日本のレコード業界は”同じ轍”を踏むつもりらしい。

DNP、違法コピー時に妨害雑音を再生させる音楽コンテンツ向け電子透かし技術を開発

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-以下、リンク先より転載-

大日本印刷は10日、音楽コンテンツを違法にコピーすると、再生時に雑音を発生させ鑑賞を妨害する電子透かし技術「ゲンコーダMark for COPY PROTECT」を開発したことを発表した。クオリティを損なうことなく、低コストで容易に雑音データを埋め込むことができるという。従来のDRM(Digital Rights Management)では、再生されてスピーカーから出る音にはDRMがかかっておらず、AV機器のマイクロフォンや端子などを使えば一定の品質で録音できてしまうのが現状だった。「ゲンコーダMark for COPY PROTECT」では、人間の聴覚(20Hz〜20kHz前後)と音響入力機器の感度範囲(200Hz前後〜12kHz前後)の差を利用して、特定の帯域に雑音データを埋め込むことにより、違法コピーした音源を再生すると雑音を発生させる。妨害雑音を発生させる仕組みには、聴覚マスキングを利用した「妨害雑音:X」、音脈分凝を利用した「妨害雑音:Y」の2種があり、1方式のみ、または両方式を組み合わせての利用が可能。「妨害雑音:X」では、20Hz〜200HzのA帯域と200Hz〜400HzのB帯域において、B帯域に妨害雑音を埋め込む。通常では聴覚マスキング現象により影響はないが、この音源を音響入力機器でコピーすると音波帯域が200Hz〜12kHzに狭められてA帯域の音が消失するため、聴覚マスキングが作用せずに「妨害雑音」が明確に聞こえるようになる。同様に、6kHz〜12kHzのC帯域と12kHz〜18kHzのD帯域において、人間の耳の補完作用(音脈分凝)を活用するのが、「妨害雑音:Y」方式となる。

-以上、転載終わり-

なんか小難しく書いているが、要は「ノイズ入りの音源」をCDとして売るのだ。
そのノイズは普通に再生する分には聴こえないが、圧縮したりして再生すると
途端に目立つようになる…といったところだろうか。まったくバカげている。
CCCDが出来た頃と、業界側の思考が何も変わっていない事がよくわかる。
『違法ダウンロード(よく考えれば変な言葉だ)』を抑制できると勝手に考え、
わざわざ再生に支障をきたしたり劣化した音源を一方的に売りつけるのだから。

現在の音楽を聴く際の主な方法は、絶対に間違いなく「圧縮音源」なのだ。
PC上のメディアプレイヤーや、iPodのような携帯プレイヤーを見るといい。
それらを使っている人の何割が、「ロスレス(無圧縮)」で聴いている?
ウチは耳もそこまで良くないし、HDDの容量をそこまで音楽だけに割く事も
出来ないので160kbpsにまで圧縮して聴いている。上記の技術が出れば、
当然ノイズを聴かされるハメになるだろう。しかも上記の説明を見て欲しい。
元々の音源に”ノイズを意図的に入れ”、”普段は聴こえない”ように
誤魔化している仕組みなのだ。CCCDが意図的にジッターを起こして
音質低下を招きながらPCでの再生・コピーを困難にしたのと同じなのだ。
”誤魔化しているノイズ”だから、我々の耳で認識しづらいだけで、ノイズは
間違いなく音源にしっかり入っているのだ。これで金を取るつもりか?

明らかに現在の音楽ユーザーには、『害』しかない技術になるだろう。
「耳で認識しづらいからいいだろう」では困る。かつてCDが出た直後、
オーディオマニアから「レコードと全然違うじゃないか!」と物凄い抗議を
食らったではないか。アナログレコードの音と、耳ではわかりにくい筈の
「16bit・44.1kHz」というCDの音との違いがバレたが故の出来事だ。

高音質を再現するため、20bit云々やら24bit云々やら様々なCDが出てきた。
仕舞いには、「SHM-CD」のような正直オカルトじみたモノまで出てきた。
それらの次に出てくるのが、”著作権保護”の名目で低音質とは…(苦笑)
いい加減、CDが売れない理由を『違法ダウンロード』という呪文のせいに
するのはやめた方がいいのではないか?フルプライスでも満足して
ユーザーに買ってもらえるようなコンテンツを作る方が先ではないだろうか?

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2011年11月11日 (金)

続・アングラ万歳!

最近は、涼しいを通り越して少し寒くなってしまったので少々辛い。
暑かった時期からすぐに冬に移行し過ぎだと思う。もう少し暖かくてもいいのに。
今回も音楽の話題。前から欲しかったのをやっと手に入れたのが今回のCD。

Island / Pyrrho
(輸入盤:Z records カタログNo:4031917002050?)
※カタログNoに?を付けた理由は後述。

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知る人ぞ知るスイスの技巧派プログレバンド「アイランド」の、デモ音源。
このバンドは1970年初期から活動しており、75年に制作した組曲と
それを76年にライヴで演奏した際の音源との2枚組になっている。
77年に唯一作『ピクチャーズ』を発表する前の時期なので、これは貴重だ。

ただ、このアルバムは正式に出したものなのか疑問符が付くCDだ。
元々「Amazon.co」にてmp3音源でオンライン販売されているのがあり、
それをCDにしただけのモノっぽいからだ。販売元の「Z records」も
このアルバムしか出しておらず、CDのカタログNoもバーコードときた。

(?を付けたのはこの理由である。正直、ブートっぽい /汗)

ジャケットはH.R.ギーガーの絵だが、ロゴや印刷が微妙に安っぽい。
もしかしたら、バンド公認で細々と作っているCDなのかもしれないが。

肝心の内容は、40分近くぶっ通しの組曲『ピュロン』の一曲のみである。
後の名作『ピクチャーズ』同様、少しダークなシンフォ風味のプログレ。
チェンバー・ロックというジャンルがあるが、あれに通じる内省さがある。
何かこう…グルグル感というか、もやもやした感覚を覚える音楽だ。
哲学者の名前をタイトルにする辺り、バンドの人達はインテリ系か?
小難しい音楽ではあるが、聴く分にはすんなり入れるから不思議だ。
KCの『アイランズ』の様な”暗さ”が好きなら気に入るのではなかろうか?
(決してあれと同じような事、似た音楽をやっているわけではない)
アルバム発表のかなり前から、既に高い技巧性を持っている点が凄い。
しかも、これをライヴでも見事に再現しているのだから畏れ入る。
(…とはいえ、流石にぶっ通しではない。2回程MCが入っている)
尚、ライヴではサックス奏者も増えており余計に複雑化している(笑)

それにしても、これ程のバンドが何故アルバム一枚で消えたのか?
遅すぎた英国プログレバンド、「イングランド」と同じような印象を受ける。
アルバム発表が70年代後半という所謂”冬の時代”だったせいなのか
はたまた”スイス”というロック音楽ではマイナーな地域のせいだったのか…。
なんにせよ、これ程の才能が一部のプログレマニアにしか知られず、
なかなか評価を得れないというのが残念でしょうがない。なんとかして、
せめてアヴァロン・レーベル辺りで日本盤を出すとか出来ないのだろうか?
(ベル・アンティークでは結局マニアにしか知られないだろうし /苦笑)

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